○施設見学会を開催
期 日 令和4年11月7日(月)
見学場所 松代城址、上田城址
令和4年度の施設見学会は、全国旅行支援の援助のもと、最終16名の参加の旅となりました。
例年通り、行田・羽生・加須を発着地として、長野県東部の、松代市と上田市を旅しました。いわゆる六文銭の家紋で名高い真田氏の足跡を訪ねる旅です。
最初は松代市、まず真田宝物館の玄関前で記念撮影を行い、真田家に伝わる古文書や武具を見学後、江戸時代末期に九代藩主真田幸教の母の隠居所として建てられた真田邸を見学。建物の見事さもさることながら、庭園の素晴らしさには目を見張るものがありました。明治維新後は真田家の私邸として使われていたそうです。
次いで、藩の文武併習の学校として安政2年(1885)に開校された松代藩文武学校。校内の柔術所では、当時を再現した火縄銃での「バーチャル砲術」ができ、それを思わず体験、いい思い出となりました。
松代での最後の見学地は、松代城址、真田氏十代が居城した城で、現在、城門、石垣などが復元され、往時を忍ばせる感がしました。
そして、きのこを自主栽培している「きのこの里」で昼食をとり、午後は上田市にある天正11年(1583)に真田昌幸が築いた上田城跡を見学しました。
徳川秀忠率いる約三万の軍勢をわずか数千で迎え撃って秀忠軍を釘付けにし、秀忠の関ヶ原遅参の一因を作った上田城。市立博物館で基礎知識を入れて、城内を見学。東虎口櫓門前では、おもてなし武将隊の歓迎を受け、行田から来たというと、そこにもおもてなし隊がおりますねと言われ、しばし親近の感をうけました。入場後、真田神社、真田井戸、本丸跡、西櫓を見学、特に西櫓は、尼ケ淵の河岸段丘上に築かれた本丸隅櫓で、外壁は板張りとし、その上から軒の部分までを塗籠されており、武者窓や矢狭間、鉄砲狭間も設けられていました。帰路は、石垣の残る北虎口から出て、上田の旧城下町を歩き、バスの停まっている駐車場へ向かいました。
四百有余年の真田氏の歴史を感じた旅でした。
○生涯学習健康講座を開催
期 日 令和5年2月15日(水)
開催場所 ワークヒルズ羽生
令和4年度は、久しぶりに羽生総合病院の先生を講師に迎え、健康講座を開催しました。
担当していただいたのは、作業療法士の渡辺奈江先生で、演題は、我々の年代にあった「指先を使った認知症予防」でした。認知症の症状のほとんどは、大脳にある「前頭前野」の機能に関係があるそうです。認知症の方と接する時に問題となるコミュニケーション、感情、身近の自立の障害は、全て大脳にある前頭前野がコントロールしているとのこと。
特に、手は繊細な動きが必要なため多くの神経細胞が集まっており、それが脳へとつながっており、脳には指先と口や舌の動きを感じる部分の領域が広く存在している、いわゆる指先を使った運動は広範囲にわたり脳を刺激してくれるとのことだそうです。
そして、手指の運動として、講師の合図で「後だしジャンケン」をしました。「勝つ手を出して下さい」という、通常のジャンケンはなんとかできるのですが、「負ける手を出して下さい」には頭を使いました。さらに両手で異なる手を出すことには戸惑いました。始める前は、簡単な競技と思っていましたが、意外に難しいことを知りました。
質問もでるなど、楽しいひと時でした。
なお、参加者は25名でした。
○令和5年度支部総会を開催
期 日 令和5年5月17日(水)
開催場所 ワークヒルズ羽生
総会当日は、17名の出席会員(委任状を含めると規定の過半数を超えています)のもと、①令和4年度の事業報告及び収支決算報告、②令和5年度の事業計画及び収支予算、③その他の事案が審議され、原案通り承認されました。
議案審議終了後、会員から「宅地建物取引士資格試験を埼玉県弘済会が受託できなくなるとの話を小耳に聞いたが、現在の状況を教えて欲しい」との質問があり、現在の状況を話し、本年度は例年通り弘済会で実施され、北埼玉支部は昨年度同様、日本工業大学が担当となる予定であるので、ご協力を願いたいと回答し、総会は終了となりました。
○赤い羽根共同募金活動を実施
期 日 令和5年10月2日(月)
実施場所 JR行田駅頭
本年度も昨年度と同様、行田駅駅頭において、行田駅のご了承のもと、赤い羽根共同募金街頭募金活動を行いました。当支部からは6人、それに行田市社会福祉協議会の職員1名を加えた7名の皆さんに参加いただきました。
午前7時に開始し、通勤通学の方々が一段落した午前8時すぎまで行いました。本年度は、昨年までと異なり、募金箱を首からかける従来通りでの募金活動でした。
集まりました募金10,778円は、即日、埼玉県共同募金会行田市支会に納入しました。